作例の数々_ストライクドッグ
ストライクドッグ


使用キット 1/35scale ストライクドッグ(株)WAVE
キット形態 レジンキット
製作ポイント  多少のダメージ表現を加えているが基本的にストレート組。パイロットフィギュアをタカラ製ストライクドッグから加工流用している。
塗料 ボディ基本色は説明書に準じる
コクピット内パーツ:特色337
コクピット内壁、マシンガン:特色333
いずれもグンゼ産業Mr.カラー

月刊ホビージャパン'97年5月号掲載



●全形

 全くの新製品として開発されたWAVE製ストライクドッグ。 
 キットは腕のギミック、コクピット内も再現されていて。基本的な可動範囲も広い。ソリッドシューターも写真のように肩に構えることができる。
 基本的パーツ構成はEDスコープドッグに準ずる(降着機構はオミットされているが)。
 胸本体のパーツは前後に分割することなく、一体成型になって組みやすくなっている。

 作例のディテールアップポイントは以下の通り。
 メタル製のアンテナを伸ばしランナーで作り直し
 内臓銃の銃身をメッキパイプに交換
 頭部ドームをターレット上に加工

また製作に当たっての注意点はこちらも参照のこと。



●リア全形

 リアのバックパックは背中に固定。ノズル部分はポリキャップにより上下に回転する。
 スネのノズル等は設定ではボディと同色だが、作例はガンメタ系で塗装している。

 キットにはデカールが付属しており、腰前アーマーのマークとスネ裏アーマーの白帯部分に使用した。この他に関節部分などのマーキングも含まれている。


●アームパンチ機構

 右腕はアームパンチ機構はこのように可動する。といっても手首のブロックがスライドするだけなのだ。
 組み立てでは、やはりスライドするときにキツ過ぎたり、緩すぎたりしないようにチェック。必要に応じてガイドとなる部分などを調整する。

 右手首はソリッドシューター用と握り拳の2種がある。



●アイアンクロー&内臓銃

 右腕のアイアンクローはツメの開閉に加え、内臓銃使用状態に展開する。
 細かな可動部が多いところだが、それぞれ動きの堅さを丁寧に調整しておきたいところだ。
 2本ツメはそのままでは緩くなりやすいので、間の軸にセロテープを一巻きした方がいいだろう。また、下のツメブロックは腕本体とのジョイントがキツ過ぎないよう。周囲を少し削ると良い。

 内臓銃の銃身はワークのメッキパイプ(直径2ミリ)を使用。



●コックピット

 コクピットハッチを開け、さらに胸の前方パーツ(パイロットの足が収まる部分)を外したところ。その部分はツメが出ていてはめ込み式になっているため、完成後も取り外しができる。
 パイロットのイプシロンは、タカラ製ストライクドッグ付属のものを改修。WAVE製キットにフィギュアは付属していない。
 フィギュア無しの姿はラビドリードッグ参照のこと。






●頭部

 頭部のバイザーこんな感じで開く。さらにレンズターレット(ストライクでもこう呼ぶのか?)部分も左右にスライドする。



●比較

 外見的にはスコープドッグに似ている部分もあるが、大きさはこのように大きく異なる。
 M(ミッド)級のスコープドッグに対して、ストライクドッグはH(ヘビー)級。


作例の数々_ストライクドッグ
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