作例の数々_ラークマクラーレンF1GTR
ラークマクラーレンF1GTR


  
使用キットモデラーズ 1/24scale ガルフマクラーレンF1GTR 
キット形態レジンキット
製作ポイント95年仕様のガルフマクラーレンを、96年モデルのF1GTRにするため、ボディ全体に渡って改修。細部は他のGTのプラモのパーツも流用。マーキングはインレタを起こした。
塗料ボディレッド:158スーパーイタンリアンレッド+79シャインレッド+201蛍光レッド+204蛍光ピンク (下地塗装:TS-31ブライトオレンジ+79シャインレッド)
ガンメタ:78メタルブラック+8シルバー(少々)
 数字はグンゼ産業Mr.カラー、TS-はタミヤカラースプレー

月刊ホビージャパン'96年9月号掲載



●側面

 ラークマクラーレンは'95年のJGTCに2台がエントリー。bU0はR・シューマッハー/服部尚貴。bU1はJ・ニールセン/D・ブラバム。本来の状態に200sものウェイトを積んでの参戦だったが、bU1がチャンピオンを獲得した。




●全形

 キットは95年仕様の為、、ボンネットのインテイク、フロントスポイラー、チンスポイラーなどに手を加えている。ライト類は付属の樹脂製クリアーパーツは使わず、モデラーズのレンズパーツやクリアーランナーから削りだしたモノを使っている。シャシーは歪みを矯正するため、所々ノコを入れ、プラ板を挟み込んでいる。
 ウィンドウはバキュームパーツを各面で分割。ピラーや窓枠は出来るだけ薄く削り、出来るだけボディ面と面一にしている。
 カラーリングは蛍光色の色あせを嫌い、通常色に混ぜて使ったため、色合いを似せることが出来なかった。上のタイトル写真は補正したモノ。



●リア全形

 このキットの特徴は、リアウィングのステー(エッチング製)がボディと一体で成型されていること。ウィング自体はプラ板での自作となった。リア上面のパネルラインは解釈が異なっているので、いったん埋め彫り直している。また、メッシュ部分も深く彫り直し、ハセガワのエッチングメッシュを使っている。
 ホイールはセンターナットをプラ板プラ棒で自作。タイヤは前後共、タミヤのスープラGTから流用した。



●テール

 テールライトは1/43用のレンズパーツを使用。エキパイ出口のパネルは、キットではシャシー側についているが、これは削り取り、ボディ側にプラ板で自作した。この方がパーツの合わせや塗装が楽になる。
 マーキングは一部にキットのモノを使ったが、ほとんどがインレタ。版下は一ノ戸晃治しに作ってもらった。



●ドアノブ

 マクラーレンF1のドアは、この赤いボタンを押すとゆっくりと上に上がる。これは中央がくぼんでいるのでプラ棒を削り、塗装後にはめ込んでいる。



●ほんもの

 '96年第2戦富士で、日曜朝の車検を待っているところ。ドアまで開けて中を撮らせてくれた、チーム ル・マンのスタッフに感謝。


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